チェンマイは、バンコクの北700キロに位置しており、古い歴史を持つタイの古都です。 1296年にマンラーイ王が建設した都で、ランナータイ王国の首都が置かれました。 街の中心部は城壁に囲まれ、旧市街と呼ばれ、そのまわりに新市街が放射線状に広がっています。

城壁の内部では、いまだに古来の文化をそのまま受け継いでいるかの様な風情があります。 数百のお寺がひしめきあい、街の風景は日本の京都を彷彿させます。チェンマイの別名は「北方の薔薇」と 言われるほど雰囲気のある街なのです。

チェンマイは、まわりの少数民族との多様性を持ち、タイ北部観光の拠点になっています。 チェンマイの観光の目玉は、旧市街のナイトバザールです。毎晩夕刻6時ごろから深夜まで、 歩道に数えきれないほどの露店が立ち並び、観光客で歩けなくなるほどの賑わいを見せています。

チェンマイの郊外には家内製手工業の村が点在しているのも面白い特徴です。村々には、伝統的職人が未だに手作業で物づくりをしています。その工程を観光客は覗くことができます。ボーサンは、傘の街です。手作業で大小の紙の傘を作っています。竹から作る骨組み作りから、紙貼りまで目の前の職人が器用にこなしていきます。サンカンペーンには、手作りのシルクの工程を見学することが出来ます。繭から糸を引く様子や、色を染める様子まで見ることが出来ます。観光客の多くは工業化の波に押し流されて、その昔自国でみられた懐かしい様子に見入ってしまいます。